水色の写真館

暮らしの雑文

長いようで短い子どもが子どもでいる時間

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毎日寒さが続いています。今年もまた卒業式が近づいてきましたので、先輩づらして書いています。
私には3人の子供がいます。今は社会人となって、それぞれの人生を歩んでいます。
当時のことを思い起こしてみました。もう20年近く前のことになります。小6の我が子が、一人の子からいじめを受けていると連絡があり、校長先生と会うことになりました。

子供にも話しを聞いていましたので、もう少し様子を見守ってほしい、大げさにしないでほしい旨伝えました。しかし、数日後突然ご両親が謝罪にこられたのです。
子供同士の成り行きをもう少し見守ってほしかったのですが、なにか起こっては大変と思われたのでしょう。
しかし、中学校に進学した時も、同じクラスとなり、同じような状況がおこりました。もちろん当時、これらの情報は、小学校から中学校へは伝わっていませんでした。いま思い起こすと、自分自身もっと行動することがあったのではないかと自責の念にかられます。

くじけそうになる子供たちの状況を、子供の立場にたって、小学校・中学校と連続して共有し支えていくことが大切ではないかと痛感しています。
子供の無言の訴えに対して、私たちは、子供の目線で気づき受け止めていかなくてはなりません。
子供たちと過ごす時間は短い、今このかけがえのない「子どもが子どもでいる時間」、ご家庭で、地域で、どうか精一杯子供たちとふれあい、大切な時を過ごしていただきたいと思います。

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