水色の写真館

暮らしの雑文

コンテンツの編集

観光(旅行)商品の話。

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いつものようにネットで調べものをしている最中、今日もある観光計画に、旅行商品及び体験プログラムの開発と書いてあるのを目にした。

そして、それぞれのコンテンツごとにその可能性や分析が記されている。それぞれのコンテンツをどう思うか、リサーチ調査もなされていた。
要は、調査の結果、興味度の高かったものを使って今までやっていなかったプログラムを創ろうということだろう。
そこで、いつも思っていることを二点。
一点目
リサーチ調査だが、それぞれのコンテンツ(近年地域資源ともいう)の興味度を調査しても、それはそれぞれの人のいままでの体験(別の場所の)のイメージから良し悪しが選択されているに過ぎない。
それなら、ジャンル別にその人達の体験そのものをリサーチし、ペルソナで仕訳したほうが役に立つと思う。
ユーザーの声を基にとはいうけど、ユーザの声とは今までの様々な旅行体験をユーザ自身が印象化した結果のように思う。
だからそれらを改めて分析しても新たな発見は得られないのではないだろうか。具体的体験そのものにリサーチをかけないと。
二点目
「開発」という言葉があると、なんか売れる商品を新しく作り出すことだと思ってしまう。
オンリーワンがあるならともかく、売れる地域資源なんて探してもそう簡単にあるはずがない。
今あるものをどうしたら売れるか、そこに集中するべきではと思う。
昨今「コンテンツの編集」というキーワードがあるように、「編集者」になるべきだ。
ペルソナに対してどのような価値を提案できるか、意味づけし旅の物語として納得できるようにしていくことを考えるしかない。(隣まで多くの観光客が来ていても思考が連続しないため閑古鳥が鳴いている観光地がたくさんあるように)

経験談をいつかのためにつくることにしよう(汗。